シフォンでできたレストローズスカートのふんわりした雰囲気は、
マリリンモンローを連想させるのですが、
バラ模様のレストローズスカートは、イングリッド・バーグマンを思い出させます。
映画の中で、かの美人女優は、いつもシックなスーツを身にまとっていました。
なのに、なぜ、シックながらもゴージャスなバラ模様のレストローズスカートが、
イングリッド・バーグマンを思い出させるのでしょうか?
実は、バラの名前に、「イングリッド・バーグマン」というものがあります。
深紅で、何枚も重なって開く花弁は、おしべを抱え込むように重層になっています。
それは、かの北欧出身の女優の唇をも連想させるわけですが、
私にとってそれは、レストローズスカートの表面を飾る、
多くの薔薇の花の一つであるようにしか見えません。
さて、レストローズスカートと一言で言ってしまっていますが、
レストローズとは、L'est Roseのこと。
決して、Rest Roseではないのです。
名前を始めてきいたとき、この英語をまず思い浮かべてしまったため、
バラの花が一休みしているところを連想してしまいました。
そのためか、レストローズスカートのことを考えると
「くつろぎやすい」というイメージを抱いてしまいますが、
実際のところ、そのふんわりとしたフォルムは人の心を癒し、かつ、落ち着かせてくれるのです。
また、バラ模様を多用しているレストローズスカートは、かわいらしい雰囲気にもなり、
ときには大人の女性のもつゴージャスな美しさにもつながるといったように、
そのときどきで、また着る人によってその魅力を変えるのも、素敵なところですね。